経営管理支援

経営管理支援業務

現在経営され、さらなる発展を求める企業家様へ

(1)経営にかかる問題点

【税務会計による弊害】

一般的に、中堅中小企業においては、税務会計による損益計算をベースに業績評価がなされていると考えられます。その業績評価のタイミングが、年に一度のケースや、月次ベースで把握されているところとさまざまだと思われます。
近年は、かなり改善がなされてきたようですが、一般的な税理士事務所においては、適時の試算表の提供がなされず、またその説明も行わないといったケースも散見されるようです。
これは、税理士は税務申告のプロであり、経営に関してのアドバイザー的機能を発揮することに長けているとはいえないために生じる弊害です。

MKサポートグループでは、税金計算は当然の前提としてに意思決定に有用な情報提供および改善提案をメインの業務としています。そして、当該業務には経験豊富な㈱MKサポートオフィス社長を筆頭としたスタッフ全員が深くコミットメントいたします。

(2)事業デューデリジェンスとは?

事業デューデリジェンス(以下、事業DDという。)とは、企業が直面している外部経済環境・内部環境を分析し、利益の発生源泉および損失の発生原因を突き止めるためにおこなう、専門家の業務です。一般的には、3C分析、PEST分析、SWOT分析といったフレームワークを用い、企業のおかれている状況を把握するものであります。

MKサポートグループでは、中小企業再生支援協議会の再生支援スキームで要求されている事業DDを会計事務所部門の責任者が過去において実施しております。その事業DDの結果は、金融機関との交渉に用いられ、企業の再生可能性を把握する資料として使われております。このように、MKサポートグループには、会計・税務は当然のこと、ビジネスの視点からのコンサルティングも得意としております。

(3)財務デューデリジェンスとは?

財務デューデリジェンス(以下、財務DDという。)とは、企業の実態を反映した財務諸表を作成するために行う専門家の業務です。具体的には、税務会計において認識されていない退職給付引当金や、棚卸資産評価損、減価償却の不足額等を加味し、企業会計で要求される水準の財務諸表を作成する業務であります。ここで求められる利益は、税務計算上の利益とは異なる結果となり、当該利益が本来の企業の収益力を反映したものと考えることができます。

MKサポートグループでは、公認会計士の立場から会計上の問題点を指摘し、企業の本来の収益力を反映させた財務諸表の作成をうことができます。

(4)事業計画策定

企業活動の根幹を流れるサイクルは、Plan-Do-Check-Act(以下、PDCAサイクルという。)です。つまり、Planとは、計画であり、計画をもとに実行を行い(Do)、その実行結果を評価し(Check)、改善する(Act)というサイクルを常にまわしていくことが必要となります。事業計画とは、企業の方向性を指し示す羅針盤のようなものであり、この策定はきわめて重要なものなのです。

MKサポートグループでは、事業DDおよび財務DDに基づき、必要な情報を企業家様にご提供し、戦略策定の支援を行っております。また、事業計画の策定そのものについても、企業家様とのミーティングの中で策定支援を行っております。これらは、MKサポートグループのもっとも得意とする分野であり、他の会計事務所系の計画のように市販のパッケージソフトを用いて数値入力するようなものではありません。オリジナルの事業計画書作成ファイルを用い、企業の方向性を一緒に考えていく、それが、MKサポートグループの理念であります。

(5)M&Aその他事業再構築(組織再編)

現在の市場環境を考えた場合、事業部門別に不採算部門を切り離すことや、他社の吸収合併を行うこと等の事業を再構築する戦略をとることが考えられます。そのためには、合併や会社分割といった会社法上の手段を用いることが必要となります。

MKサポートグループでは、事業部門別損益の把握、事業DDによる不採算部門の識別、財務DDによる正常収益力の把握といった多くの専門的手続きを実施し、各企業にとって最適なソリューションを提供しております。特に、他の企業を買収するといった場合には、対象企業の企業価値を算出する必要があり、これには公認会計士が高度な知識を用いて対応することが求められます。MKサポートグループの会計部門は、組織再編にかかる業務を多く担当してきたものが、責任者となっています。このことで、税務上のリスクを抑えながらクライアントの最適なソリューションを提供することができるのです。

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