株価評価 DCF法
今日は基本的に事務所です。社長はお出かけですが。
そこで、今検討中のM&Aに関する株価評価資料をつくっているところです。DCFでの評価と、EBIT倍率評価等のマーケットアプローチでの金額を検証しています。純資産価格に関しては実態ベースに引き直して計算を行ってそれらの整合性を検討しているところです。
DCFでは割引率の決定が難しく、特にベータ値の算出に苦慮します。ブルームバーグ等で入手できればいいのでしょうが、それほどの費用をかけることはできず、上場会社の株価をプロットしながらベータ値を算出しています。なかなか苦労が堪えません。
通常のケースでは、ファイナンシャルアドバイザーが中に入って買収を検討する会社、ファンドから意向表明をとり、秘密保持契約を結び、デューデリ作業を行って、といった流れになるのですが、今回はそのような進捗ではないです。FAの費用高いですしね。
事業再生の場面等でのデューデリを受け付けていますので、ご相談ください。
木村太哉
2012年4月26日 16時22分48秒 | カテゴリー:できごと