H&M今秋、岐阜に中部2号店 モレラ岐阜

中部の2号店として9月に岐阜本巣市の「モレラ岐阜」にH&Mの出店が決まったようです。

私も、最近はお安くH&Mの服を着ていますので、9月からは近くにできて大変助かります。

それにしても、ファストファッション等の低価格商品の浸透はすごいですね。生産拠点が世界的に拡がることで、ものの価格が世界的に一定の金額に収れんされていくのは必須なのでしょう。

わたくしも、以前東京の税理士法人で、「LoveBoat」等のブランドを展開する㈱ララ・プランの民事再生法申請のお手伝いをさせていただきました。そこでも、渋谷でのファストファッションの台頭による売上減少と、多店舗展開による出店コスト負担を原因として借入過多となってしまったことが再生申立ての原因とされていました。

当地域ではアパレル産業が地場産業として地域をけん引してきた時代もあったようですが、現在でもその影響から脱し切れていないようで、「ファッション」「柳ケ瀬」といった過去の遺物にすがっているように見受けられます。時代は変化しています。どこかの組合で着服が行われたのも、いまだに柳ケ瀬活性化とかいって補助金に頼る体質、やめたほうがいいのでは。

木村太哉

中小再生に2兆円基金 日経新聞より

「金融円滑化法を打ち切ることを踏まえ、再生の受け皿となる投資基金を設立する検討に入る。官民ファンドの企業再生支援機構を改組し、2兆~3兆円規模の基金とする計画。地方銀行などに企業再生専門会社を設立してもらい、投資基金が公的資金を投入し、民間ファンドの投資も促す。金融機関の損失リスクを軽減しながら中小企業の不良債権化を防ぐ」

との記事がありました。

各地域に再生ファンドが組成されていますが、当グループのある岐阜地域でも、「ぎふ中小企業支援ファンド投資事業有限責任組合」があります。再生ファンドから資金の提供を受けると、従前のような会社の運営は困難となります。あるべき会社の姿といえる状況をもとめられますが、現経営陣にとっては、自分の会社という意識が強く、勝手が異なってくるようです。

当グループでは、事業再生についてのサポートを行っておりますので、お気軽にご相談ください。